No.2 長期休みに何をしますか? やってほしいたった一つのこと

長期休みになって

嬉しいけれど

次の学期のことが

頭から離れない

毎日出勤して準備をすれば

安心できるのは分かってる

でも、もうそんなに

がんばれないよ。

だって、この学期でも

私は私なりにがんばったんだから

でも準備しないと…

でも行きたくないよ…

どちらも経験したことのある

私だからこそ

あなたの気持ちがわかります。

こんにちは!

みっちーです。

長期休みですね


長期休みですね!!!


ワクワクウキウキで長期休みを

過ごされた方

ようやく仕事が終わって

一息つくことができた方

長期休みに入っても

次の学期のことを不安に感じて

いまいち休めない方

様々だと思います。

そこで今回は

どんな人でも次の学期を

前向きに待つことができる

たった一つの準備の法則について

お伝えしたいと思います。

長期休みの準備といっても

たくさん種類がありますよね。

授業の準備だけでも

複数教科があり

単元がいくつもあり

そこに行事も重なり

となれば、準備することだらけ。

もちろん、全部

準備することができれば

安心して次の学期を

待つことができるでしょう。

でも、もし間に合わなければ?

「明日は出勤しよう。いや明日こそは…」

を繰り返してしまって

気づけば長期休みの最終日に!?

ということも

よくある話です。(私が昔そうでした)

その状況から

全部を準備するなんてことは

不可能です。

ですから絶対に

未来のあなたを救ってくれる

確実なものさえ準備できれば

未来のあなたの苦しみを

一気に軽くしてくれます。

今回のお話は、

準備すればするほどいいけれども

その中でも『この一つ』を

やっておくだけでも

全く違うというお話です。

それでは本題に移りましょう。

目次

まずは長期休み前半を過ごす皆さんへ

結論からお伝えすると

次の学期の授業の単元計画を全て作る!

ということです。

え!?一つじゃないじゃん!

と思った方

とりあえず読み進めてください。

お気持ちはわかります。

いくつあると思ってるんだよ

って話です。


ヘビーに感じる理由は

2つあります。

1つ目は

単純に量が多すぎる

ということ

2つ目は、

一気にやらなきゃ!と

感じてしまっている

ということです。

これを3日で終わらせるのなら

とてもヘビーです。

ですので私は、2週間かけて

少しずつ進めることをオススメします。

そもそもなぜ2週間も休めるのに

仕事をしないといけないんだ。

と感じた人が多いと思います。

一見すれば、ただのブラックですね。


結論からお伝えすると

アイドリングを続けるため”です。

2週間たくさん遊び

休み、最高の長期休みを

過ごしたとします。

その結果、次の学期の準備が

足りなかったとします。

次の学期、怖くないですか? 

「あ〜。長期休みが終わる…」と、

絶望的な気持ちになると思います。


『いやいや。みっちーさん。

私はちゃんと、長期休み前半に

全部準備したから大丈夫ですよ』

という方もいると思います。

それはとてもすごいことです。

ただ、私の経験談ですが

夏休みですが、私も7月に準備して

8月遊び倒した年があります。

そうすると、

7月の準備内容を忘れてしまい

「えーと、これなんだっけ?」

ということが多発したんです。

思い出すところから

仕事を始めないといけないし、

結局、2学期が始まるのが

ゆううつでした。

思い出すという

余計な仕事が増えたからです。

そこでちょっとずつ仕事をする

ということを始めました。

朝の30分だけパソコンを開いて

単元計画を進める。

これだけをやりました。

すると、とても気分がよかったんです。

やりたい実践を学ぶから

気持ちがたかぶるし

どんどん準備は進むし

30分経ったら、遊べるし

めっちゃ休んだ後の、

仕事ってものすごく憂鬱です。

だから、毎日仕事(準備)をして

体を慣らしていれば

しんどくありません。

「休みに仕事なんで嫌だよ」

と思う方もいるかもしれませんが

24時間の中のたった30分だけです。

それを2週間続ければ

30分×14日=7時間

7時間あれば、次の学期の

国語と算数の単元計画は

余裕で終わります。

これを続けられたら、

5つの最強効果があります。

①仕事に体が慣れているので

 次の学期明けがつらくない

②2学期の授業の見通しが

 できているので、

 余裕を感じることができる。

③毎日やっていることなので、

『思い出す』という作業がいらない

④授業実践の本を読んで

 単元計画に組み込むことで

「早くやってみたい!」

 というワクワク感が得られる。

⑤準備が整っているので、

 むしろ「さあ、こい!!」と

 次の学期を前向きに迎えられる。

1日30分でこの5つが手に入る。

めちゃくちゃ熱くないですか?

どの教科の単元計画を立てる?

結論からお伝えすると

国語と算数です。

なぜなら毎日教える

教科だから。

準備する量が多いのに

その消費が激しい教科です。

あらかじめこの2教科で

ストックを 作っておくと

次の学期に急なトラブルに

巻き込まれたとき

『とりあえず明日の授業に

関しては大丈夫だな』

という余裕が作れます。

理科や社会は

時間割を入れ替えて

後回しにできますが

国語と算数だけは

毎日やることだから

そうはいかない。

この2教科を最優先でやりましょう。

とはいえ、今の自分のレベルで

授業の計画を組んだって

意味がないなって

思う人もいると思います。

『ちゃんと研修や本で勉強してから

 教材研究をした方が

 良いものを作れると思う。』

というご意見もあると思います。

気持ちは分かります。しかし


0から1を作るのと

1から2へ進めるのとでは

全く労力が違います。

労力だけではなく、

準備に取り掛かるときの

気持ちのハードルもちがいます


だから、まずは

今の実力で構わないので

単元計画を作るところから

始めてもらいたいのです。

イマイチだなと思うところは

後で変えたら済む話なので。

たとえ0から書き直しさなきゃ!

となったとしても、

0から始め直してでも

作り直したい という

強いマインドが働いているので

案外キツくないです。

次に、長期休み終了が目前にせまる方へ

と、ここまでは長期休み前半の

時空にいるみなさんに向けての

記事でした。

そして、今、長期休みの終わりが

見え始めた時空にいる方に

向けた内容を書きます。

といってもお伝えすることは

変わりません。

先ほど私は

7時間あれば、次の学期の

国語と算数の単元計画は

余裕で終わります。

とお伝えしました。

ということは、

7時間あれば『終わる』

ということです。

1日は8時間勤務なので

ギリギリ入りますよね?

ということで1日全集中して

国語と算数の単元計画を

立ててしまいましょう!

大丈夫!あなたは動けます!

なぜなら、

このブログを読んでる時点で

行動力が既にあるから。

そしてもう一つは

どうしたって出勤の日は

近づいてしまってるからです。

締切が人を強くします。

最悪、国語だけでも良いので

やってしまいましょう。

算数なら完全指導書通りでも

授業は前に進みますが

国語はそうはいかないです。

授業準備に時間のかかる

国語だけでもやっておくのがお勧めです!

なぜ単元計画なのか?

『板書計画とか授業用ノートを

 しっかり書いたほうが

 いいんじゃないですか?』

と考える人もいるかもしれません。

それも好みですが

板書計画って、

1時間分しかないですよね。

それを10分〜20分ぐらいかけて

作るのって時間の効率が

悪くありませんか?

しかも、しっかりと時間をかけて

作り上げたものだから

後でより良いものに書きかえよう

という気にもなりません。

ノート見開き1ページを

ボツにするのって

まあまあ精神的にキますからね。

なぜ単元計画が大切なのか?

それは準備の目的が

見通しをもつことだからです。

私たち先生が意識すべきなのは

授業1つ1つの完成度ではなくて

その単元7〜8時間で

子どもたちにどんな力をつけたいのかを

計画すること

たった1つの授業で

子どもを成長させよう!

とするのは無理です。

授業を1つ1つ、バラバラで考えると、

点と点が線で結ばれず

何をできるようにしたかったのかが

分からなくなります。

またつながりのない授業をすると

子どもも何を学んでいるのか

分からなくなり

つまらないなと感じます。

つまらなくなると、遊び始めたり

余計なことをしたり不満を持ったり、

場合によっては授業妨害も起きます。

だから、1つの授業を

全力で教えるのではなく

単元で何を学ばせるのか

しっかりと意識しましょう

だからこそ、単元計画だけでも

作っておくことが大切です。

単元計画があれば

授業時間が足りなくて

予定通りに終わらなかったとしても

見通しが立っているので、

『ここの授業時間で

だきあわせできるな』とか

『この日の授業は時間に

余裕があるから、ここにするか』と、

冷静に計画を変更できます。

こちらの画像をご覧ください。

これは、私が作った単元計画です。

人に見せる予定ではなかったので

とっても汚いんですけども

雰囲気だけは伝わるかなと思うので

お見せしたいと思います。(恥ずかしい)

このたった1枚のシートに

その授業で何をする予定なのか

ということをメモしました。

また、その授業で必要になるものを

チェックリストにしました。

計画が固まれば、

一旦そのままで置いておきます。

最優先は、次の学期全部の

教科の見通しを持つこと。

細かい準備は後回しです。

でも、さすがに煮詰まってきたり

疲れてきたりするので

そういった時に教材を作って

気分転換をします。

さいごに

いかがでしょうか?

長々と書きましたが

要は『単元計画立てよう!全部!

ということです笑

私はコツコツと準備した時も

最終日に一気に進めたことも

どちらもあります。

どちらが良かったか?

その答えはありません。

そりゃコツコツ準備したほうが

いいに決まってるんですけど

どうしたってそこまでの

気力が湧かないくらい

疲れてしまってることも

あるじゃないですか。

そんな時は

長期休み前半に思いっきり

リフレッシュして

後半に締切への焦りを利用して

一気に終わらせちゃってもいいんです。

どっちにせよ

『準備完了』

というゴールに辿り着けば

みんな一緒なんだから。

ということで

今回の記事は

いかがだったでしょうか?

うまく、子どもを

コントロールできれば

子どもは本当にかわいいもの。

自分が仕掛けたことや

自分の言葉で成長する姿も楽しいし、

自分が思ってもいないところで

成長を感じることができる

とても素晴らしい職業だと

私は感じています。

みなさんも、ぜひ子どもと

素晴らしい時間を過ごして、

学校の先生というステキな人生を

過ごしてもらえたらと思います。

ここまでご覧いただき、

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

家庭も仕事も円満娘2人の幸せパパ。学級崩壊寸前だった後輩先生のクラスを一緒に持ち直し、「先生になってよかった」という声を聞いて、自分のやりたい活動に気づく。続々と減っていき、摩耗する先生たちの支えになりたい。子どもとの関わり方に悩む人への対応術を公式LINEやブログ・SNSにて発信中。苦しい教員人生ではなく、キラキラした教員人生を歩みたい。そんな人はぜひお気軽にご相談ください!!!

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